何があったのか
オランダのロブ・イェッテン首相は、国連総会の一般討論演説で「ICCに手を出すな(Hands off the ICC)」と述べ、国際刑事裁判所(ICC)への攻撃を批判した。演説では特定の国名は挙げなかったが、米国による制裁を念頭に置いた発言とみられている。
背景・これまでの経緯
ICCはガザ情勢をめぐり、イスラエルのネタニヤフ首相らに逮捕状を出したことを受け、トランプ政権から反発を受けている。米国はICCの赤根智子所長ら関係者への制裁を発動し、トランプ大統領も国連総会演説で加盟国にICCからの脱退を呼びかけた。ホスト国のオランダは、ICCの独立性と「法の支配」を守るべきだとして、米国の制裁を認められないと批判している。
今後の見どころ / まだ分からないこと
現時点では、米国がICC組織全体に追加制裁を科すかどうか、その具体的な時期や内容は未確認だ。オランダや他の国際社会が、ICCの活動をどう実務面で支えるのかも今後の焦点になる。

