何があったのか
2026年10月、プーチン政権で2000〜2004年に初代首相を務めたミハイル・カシヤノフ氏がAFP通信の取材に応じ、プーチン大統領の姿勢を批判した。カシヤノフ氏は、ロシア国内で経済低迷や不安が高まる中でも、プーチン氏には戦争終結に向けた交渉に応じる準備がないと述べた。
背景・これまでの経緯
カシヤノフ氏は退任後、反政権派・野党指導者に転じた。2022年のウクライナ侵攻後にロシアを離れて亡命し、ロシア法務省などから「外国の代理人」や過激派リストに指定されている。今回の発言では、治安機関の誤った報告によって侵攻に踏み切ったとし、プーチン氏は内心で侵攻を「過ち」と理解していても、公に認めて譲歩するつもりはないと語った。
今後の見どころ / まだ分からないこと
一方で、プーチン大統領本人が侵攻を「過ち」と自覚しているかどうかを裏づける公的証拠は未確認だ。今後も、元政権中枢の人物による証言として注目されるが、発言の真偽を客観的に確かめられる材料は限られている。

