何があったのか
静岡県立こども病院は2026年10月19日、体重356グラムの女児に心臓カテーテル治療を行い、成功したと発表した。病院側によると、医学文献で確認できる範囲では「世界最小体重」での治療成功例という。女児の氏名など詳細は公表されていない。
背景・これまでの経緯
女児は2025年10月、妊娠25週で緊急帝王切開により誕生し、「大動脈縮窄症」と診断された。生後19日、体重356グラムの段階で、直径約1ミリの頸動脈からカテーテルを入れ、金属製ステントで大動脈を広げる処置が行われた。乳幼児専用のステントはなく、成人向けの冠動脈治療用ステントが代用された。
今後の見どころ / まだ分からないこと
女児は一度退院後、成長を待って必要な外科手術を受け、完治に至ったとされる。一方で、今後の長期的な発育や予後は現時点で未確認だ。血管破裂など致死的な危険もある高度治療で、同病院の過去の低体重児治療の経験が生かされたと説明されている。

