何があったのか
2026年10月27日、名古屋地検特捜部は、三重県鈴鹿市議会議員の桐生常朗被告(34)と妻の雅子被告(32)を詐欺罪で在宅起訴しました。国の保育事業助成金約1億9000万円をだまし取ったとして、保育園運営をめぐる不正が問われています。
背景・これまでの経緯
起訴状などによると、2人は桐生被告が代表を務める会社が鈴鹿市で運営する「このはな保育園」を巡り、企業主導型保育事業の助成金制度を悪用したとされています。開所時間を2時間以上、開所日数を1日水増しした虚偽の事業計画などを公益財団法人「児童育成協会」に提出し、2022年から2025年にかけて助成金を受け取ったとされています。
今後の見どころ / まだ分からないこと
桐生被告は起訴前後に「一身上の都合」を理由とする辞職願を提出し、鈴鹿市議会は10月28日の本会議冒頭で全会一致で辞職を認めました。なお、地検は両被告の認否を明らかにしておらず、起訴内容を認めているかは未確認です。また、不正受給した助成金の具体的な使途や犯行動機の詳細も、現時点では不明です。

