何があったのか
農林水産省の食品価格動向調査で、鶏卵1パック(サイズ混合・10個入り)の全国平均小売価格が312円となり、2003年8月の調査開始以降で最高値を更新しました。前月からは3円上昇しています。同じ調査では、輸入牛肉や鶏もも肉も過去最高値水準に並んだと報じられています。
背景・これまでの経緯
卵の価格上昇の背景には、過去の高病原性鳥インフルエンザによる採卵鶏の殺処分の影響が長引き、供給体制が回復途上にあることがあるとされています。さらに、鍋物やおでんなどの需要が増える年末に向け、家庭用だけでなく業務用・加工向けの需要も高まり始める時期に入ったことが、需給を引き締めたとされています。
今後の見どころ / まだ分からないこと
供給体制がいつ平年並みに完全回復するかは、現時点では未確認です。また、今後の鳥インフルエンザの新たな発生規模や、それに伴う年末年始以降の価格変動についても見通しは示されていません。価格動向は、供給の回復ペースと季節需要の両方を見ながら確認していく必要があります。

