何があったのか
2020年11月、名古屋市千種区のポーカー店で店長を務めていた井上遥樹さん(当時25歳)が自ら命を絶ちました。スマートフォンには、店内の防犯カメラが捉えた、運営会社代表から蹴られる、突き飛ばされる、壁に頭を押しつけられるなどの暴行映像が残されていたとされています。
背景・これまでの経緯
暴行を加えた代表男性は、2021年10月に暴行罪で罰金10万円の略式命令を受けました。遺族は、暴行に加え月70時間を超える長時間労働などの過酷な環境で適応障害を発症し、自殺に至ったとして、会社と代表を相手取り損害賠償を求めて提訴しました。
今後の見どころ / まだ分からないこと
名古屋地裁の一審判決は、暴行や過重労働と自殺との因果関係を認定し、会社側に約1億円の支払いを命じました。裁判は控訴審へ進んでおり、今後は判決の判断が維持されるかが焦点です。なお、井上さんがスマホに暴行動画を残した直接の意図や当時の心情は未確認です。

