何があったのか
ヤマトホールディングスとJALグループ(日本航空、スプリング・ジャパン)は、国内線貨物専用機(フレイター)の事業を2027年6月めどで終了すると発表した。2024年4月に就航したエアバス「A321-200P2F」3機による運航は、約3年で一区切りとなる。路線ごとの終了時期は、決定次第案内するとしている。
背景・これまでの経緯
この取り組みは、トラック運転手の時間外労働規制による「物流の2024年問題」への対応や、長距離輸送網の維持を目的に始まった。ヤマトがリース導入した機体を使い、スプリング・ジャパンが運航を担い、成田・羽田と新千歳、北北九州、那覇などを結んでいた。
今後の見どころ / まだ分からないこと
背景には、継続する円安と航空燃料の高騰がある。航空輸送コストが大きく上がり、トラック輸送との価格差が当初想定以上に広がって採算が悪化したという。今後は旅客機の貨物室(ベリー)など代替手段を使う方針だが、終了後の3機の具体的な処遇は未確認だ。

