何があったのか

韓国政府は2026年9月3日、首都圏にある中央省庁や公共機関など約350の機関について、年内に移転計画をまとめ、2027年以降に世宗市など地方へ順次移転させる方針を発表しました。韓聖淑首相が会見で明らかにし、「首都圏残留は最小限」としています。

背景・これまでの経緯

韓国では2012年から世宗市への政府機関移転が進められてきましたが、これまでの移転は一部にとどまっていました。今回の計画では、法務部なども含めて行政機能の中心を世宗市に移し、実質的な行政首都として整える考えです。あわせて、2029年8月までに大統領執務室、2033年までに国会議事堂を世宗市に設置・完成させる計画も示されました。

今後の見どころ / まだ分からないこと

目的は、ソウル首都圏への一極集中を是正し、地方の過疎化・消滅危機への対応と国土の均衡ある成長を進めることです。一方で、約350機関のうちどの機関が、いつ、どこへ移るのかという最終リストや個別スケジュールは、年内に決定・公表される予定で、現時点では未確認です。