何があったのか
タイの首都バンコク周辺では9月24日午後から断続的に豪雨が続き、一部地域では累積降雨量が300ミリ近くに達しました。主要道路の冠水や住宅・店舗への浸水が広がり、26日にバンコク都庁は市内全50区を「洪水災害地域」に指定しました。冠水した駐車場では女性1人の死亡が確認され、約1000人が一時避難所に身を寄せました。
背景・これまでの経緯
今回の大雨は、熱帯低気圧と活発な南西モンスーンが重なったことによるものとされています。加えて、バンコクは海抜約1.5メートルの低地にあり、雨季には運河の水位上昇も重なるため、排水が追いつきにくい地理的・構造的事情があります。都は排水ポンプをフル稼働させ、対応を急いでいます。
今後の見どころ / まだ分からないこと
タイ政府は住民の移動抑制と混乱緩和のため、バンコク首都圏4都県で28日・29日を特別公休日に指定し、学校の休校や在宅勤務を呼びかけました。被害を受けた住宅・建物の総数や経済的被害額は、現時点で未確認です。また、死亡した女性の詳しい死因についても調査結果はまだ明らかになっていません。

